This is Okura 300 days project サードステージ(ホテルオークラ東京)

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人と文化・芸術をつなぐ架け橋としてのメセナ活動

「国際交流」分野として、今年で15年目となるガーデニングイベント「大使、大使夫人による10ヵ国のガーデニング」。「美術」分野として、今年で21年目となる絵画展「秘蔵の名品 アートコレクション展」。2015年はいずれも、ホテル最大の宴会場として1962年の開業以来、IMF総会や数々の晩餐会等国際交流の表舞台となってきた、「平安の間」にて開催となります。ホテルという人が集う空間を最大限に使い、人と文化・芸術をつなぐ架け橋となるよう、開業時から受け継ぐ文化・芸術に対する畏敬の念と企業理念を形として表してまいりました。

2015年5月2日(土)~5月6日(水・休)開催
第15回 大使、大使夫人による10ヵ国のガーデニング in Okura
アメリカ大使、アイルランド大使をはじめ世界10ヵ国の大使、大使夫人の想いをかたちに
本イベントは駐日大使、そして自国の文化や伝統を広める「親善大使」としての側面を担う大使夫人に、メセナ活動の趣旨にご賛同いただき実現しております。これまでに世界80ヵ国の大使、大使夫人にご参加いただき、140種類のインナーガーデンをランドスケープデザイナーの白砂 伸夫氏が再現。各国を代表する草花や樹木を使い、個性豊かに参加国の文化や伝統、歴史を表現しております。本イベントの収益金の一部は、TOMODACHIイニシアチブに寄付いたします。
【参加国】
アメリカ合衆国(大使)/アイルランド(大使)/ベルギー王国/ポーランド共和国/イタリア共和国
英国/スロバキア共和国/トルコ共和国/スウェーデン王国/ポルトガル共和国
【会場】平安の間(本館1階)
【開催時間】10:00~18:00(入場は17:30まで) 最終日のみ10:00~17:00(入場は16:30まで)
【チケット販売】一般券 大人¥1,500 (前売¥1,000)、高校生以上(中学生以下は無料)
※前売券販売期間 5月1日(金)まで

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バロン オークラ

イベント詳細情報は、こちらのページを参照くだださい。
http://xn--ddkyb8bu80qbfa767l0t5a.com/international-gardening-show-2015-hotel-okura-tokyo-758

 

2015年8月3日(月)~8月20日(木)開催

第21回 秘蔵の名品 アートコレクション展 美の宴 ~ 琳派から栖鳳、大観、松園まで ~

江戸期から現代にいたるまで、「宴(うたげ)」とは、祝い事に際して、飲食をともにし、様々な会話を交し合うことで懇親を深める場でした。この「宴」という展覧会のキーワードは、ホテルオークラ創業者である大倉喜七郎氏の父で、大倉集古館の設立者でもあり、幕末から大正期の事業界をダイナミックに生きた、大倉喜八郎(1837-1928)氏の「感涙も うれし涙とふりかはり 踊れ踊れ雀百まで」という辞世の句に由来します。この展覧会では、人々が集い、祝いあう「宴」に焦点をあて、絵画作品を中心として、様々な宴のさまをご覧いただきます。

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竹内栖鳳《アレ夕立に》(髙島屋史料館) 明治 42 年(1909)

チャリティーイベント『第21回 秘蔵の名品 アートコレクション展』は、本館 最後の開催となります。
企業文化交流委員会(委員長:株式会社ホテルオークラ東京 代表取締役社長 池田正己)により、8月3日(月)から8月20日(木)までの18日間、ホテルオークラ東京独自のチャリティー絵画展である「第21回 秘蔵の名品 アートコレクション展」が開催されます。この展覧会は、「芸術」「チャリティー」「ホテル」の3つを柱にしたメセナ活動の一環として、「ホテルの持つ社会性・公共性に着目し、社会に還元する文化活動」の構想のもと、1994年より独自の視点からテーマを掲げ開催されてきた歴史ある芸術展です。
2015年は、「美の宴~琳派から栖鳳、大観、松園まで」と題して、人々が集い、祝い、心通わせる場「宴(うたげ)」に焦点をあて、さまざまに描かれる宴のさまを3つのテーマからお愉しみいただきます。
江戸期から現代にいたるまで、「宴(うたげ)」とは、祝い事に際して、飲食をともにし、様々な会話を交し合うことで懇親を深める場でした。 今回の美術展はテーマに相応しく、これまで数多くの国際会議や晩餐会等国際交流の表舞台となってきた90mの大壁面「三十六人家集三十七帖」で知られる宴会場「平安の間」にて開催されます。見どころは、近代日本画の傑作とされる竹内栖鳳《アレ夕立に》と今村紫紅《護花鈴》のほか、「琳派」を代表する酒井抱一、端正な美人画で知られる上村松園など、人と人との結びつきや巡り合いを表現した秀作約70点が集います。

第一章 ~ 奏でる ~
宴に欠かせぬ音楽。
かたちのない「音」は音を奏でる人々の姿から、美しい音色を感じ取ることができます。江戸時代から近代にいたるまでの、音を奏でる人々の姿を描いた絵画をご紹介します。

第二章 ~ 舞い踊る ~
宴を華やかに彩る舞。踊り手は、舞台の上で、あるいは人々の集う場で、美しく舞い踊ります。「伝統の舞」「モダンな舞」と題し、近代絵画に描かれた舞い踊る人々の姿をご覧いただきます。

第三章 ~ 集う ~
最後の章は「集う」と題し、江戸時代から近年にいたるまで、人々が宴に集い、季節の節目など、かけがえのないときを楽しむさまを主題とした絵画をご紹介します。

21回目を迎える独自の絵画展
ホテルオークラ東京の創業者 大倉喜七郎(1882-1963)氏は、横山大観などの日本画家たちを全面支援し、1930年にイタリア・ローマにて「日本美術展覧会」を開催するなど美術をはじめとする芸術への造詣が深く、「ホテルは人々が集い、文化・芸術が交流する場である」という強い理念を抱いていました。その思いを継承し、ホテルオークラ東京では1994年より毎年独自のテーマのもと80~90点程の作品を全国各地の企業・個人所蔵家・美術館より収集し、秘蔵の名品と言われる数々の作品をご紹介する「秘蔵の名品 アートコレクション展」を開催してまいりました。第1回よりチャリティーイベントとして開催され、第20回までに公開された絵画は1,580点、延べ約51万3千人以上のお客様にご来場いただき、総寄付金額は約1億7千2百万円に達しました。同展における純益の全ては日本赤十字社等を通じて、社会貢献のために寄付されます。

本年の展覧会の見どころ
「宴(うたげ)」とは古今東西、日本でも西洋でも飲食をともにしながら人々の懇親を深める場でした。ある時には信仰行事の一環として、またある時には季節の節目を祝う機会として、そして、人生の記念となる機会として、宴は人々を集わせる特別な機会だったのです。宴はまた、楽奏と舞楽の晴れの場でもありました。美しい音楽と魅惑的な踊りは、宴席を彩る「華」となり、宴を一層盛り上げたのです。
第21回を迎える「秘蔵の名品アートコレクション展」は、このような「宴(うたげ)」そのものを主題とした絵画作品に焦点を当て、音楽を楽しむ人々、その音に合わせて舞い踊る人々、そして、そのような華やかな宴席で楽しむ人々の姿を、江戸期から近代の日本絵画を中心に展観いたします。
今年度のアートコレクション展は、ホテルオークラ東京本館のなかで最も大きく豪華な「平安の間」での開催となります。この会場の最後の宴の機会として、「美の宴」展をお楽しみください。

創業者 大倉喜七郎(おおくら きしちろう, Kishichiro Okura)氏
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出品作品例
上村松園《舞仕度》(ウッドワン美術館)大正 3 年(1914)
酒井抱一《四季花鳥図屏風》(陽明文庫)文化 13 年(1816)
今村紫紅《護花鈴》(霊友会妙一コレクション)明治 44 年(1911)
など

監修:
金原 宏行(豊橋市美術博物館 館長)
熊澤 弘(美術史家 / 武蔵野音楽大学 講師)

 

第21回 記念特別展 秘蔵の名品 アートコレクション展 開催概要
【名称】 第21回 秘蔵の名品 アートコレクション展 美の宴~琳派から栖鳳、大観、松園まで
【開催期間】 2015年8月3日(月)~8月20日(木) 18日間
【開催時間】 9:30~18:30(最終入場は18:00まで) ※8月3日(月)は12:00~
【会場】 ホテルオークラ東京 宴会場「平安の間」(本館1階)
【主催】
企業文化交流委員会
委員長: 池田 正己 株式会社ホテルオークラ東京 代表取締役社長
委員: 森田 富治郎 第一生命保険株式会社 特別顧問
委員: 齋藤 宏 みずほフィナンシャルグループ 名誉顧問
委員: 宮田 亮平 東京藝術大学 学長
委員: 松下 正幸 パナソニック株式会社 代表取締役副会長
委員: 大崎 磐夫 公益財団法人 大倉文化財団 理事長
【協賛】 株式会社ホテルオークラ東京、ホテルオークラ共栄会
【後援】 文化庁、観光庁、港区、NHK、日本赤十字社、公益社団法人企業メセナ協議会、一般社団法人日本経済団体連合会、読売新聞社
【協力】 公益財団法人大倉文化財団・大倉集古館、社会福祉法人NHK厚生文化事業団、株式会社山元
【監修】
金原 宏行 豊橋市美術博物館 館長
熊澤 弘 美術史家・武蔵野音楽大学 講師
【学 芸 員】 神津 瑛子
【学術協力】
薩摩 雅登 東京藝術大学 教授
譲原 純子 大倉集古館 主任学芸員

【チケット販売】一般券 大人¥1,300 (前売¥1,100)、高校生以上(中学生以下は無料)
【入場料】
(入場券)
一般 ¥1,300(前売券¥1,000)
大学・高校生 ¥1,000(前売券¥900)
中学生以下無料
(ランチセット券)¥5,000 または ¥7,000(前売券のみ)

【販売場所】
5月7日(木)より前売券販売開始 ※ランチセット券の販売場所はホテルオークラ東京のみの取り扱いとなります。
・ホテルオークラ東京(本館・別館フロント、本館コンシェルジュデスク、別館ギフトサロン、各レストラン・バー)
・チケットぴあ(入場券Pコード:989-490)
・ローソンチケット(Lコード:31840)
・Yahoo!電子チケット(Pass Market)
・JTB、JTB総合提携店各店舗
・JTBエンタメチケット
・e+(イープラス)

【事 務 局】 株式会社ホテルオークラ東京 営業企画部

 

「This is Okura」300 Days Project今後のスケジュール
Grand Stage 2015/8/24 ~ 31 (8days)
「最高を超える。」最終章から新たな幕開け。
*レストランイベント:本館各レストラン
*本館ファイナルロビーコンサート:本館ロビー <8月25日(火)>
*能楽特別公演(仮称):宴会場「平安の間」 <8月26日(水)、27日(木)>
*グランドフィナーレセレモニー(仮称):本館ロビー <8月31日(月)>

 

※今回の情報は、2015/03/31現在で予定されているものであり、今後、変更となる場合があります。

 

ホテルオークラ東京について
本館につきましては、2015年8月末に営業を休止し2019年春新装オープン予定となります。別館においては2015年9月以降もご宿泊、宴会場などの施設は営業を継続、さらに4つのレストラン・バーを本館より移設し飲食施設の充実を図ってまいります。

 

ホテルオークラ東京へのアクセスについてはこちらを参照ください。

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    Castel Discotheque @Hotel Okura Tokyo-70’s フレンチクラブシーンの再現

    伝説の会員制ディスコティック「Castel Tokyo」が一夜限りの復活!

    ホテルオークラ東京(代表取締役社長 池田正己)では、2015年9月からの本館建替えに伴う記念事業「This is Okura」300 Days Project の記念イベントとして、2015年7月23日(木)に「Castel Discotheque @Hotel Okura Tokyo-70’sフレンチクラブシーンの再現」が開催されます。
    本イベントでは、ホテルオークラ東京に 伝説の会員制ディスコティック「Castel Tokyo」が、一夜だけの復活を果たします。プロデューサーには当時 Castel Tokyo をプロデュース・運営していた 岡田大貳氏を招き、空間照明には日本初のディスコティック「MUGEN」「BYBLOS」の照明デザイン・演出・プロデュースを行った 藤本晴美氏、全体演出に幅広いジャンルで活躍するプロデューサー 立川直樹氏をお迎えし、70年代のフレンチクラブシーンを再現いたします。

    当時のCastel Tokyo

    Castel Tokyoとは?

    日本初の高級会員制ディスコティック(1974~1978年)。パリに本店を置き、1974年六本木にオープン。当時は、社交場として会員になることがステータスとされた。

    <開催概要>
    【日程】2015年7月23日(木)
    【時間】19:00~23:00(開場18:30/最終入場22:30)
    【会場】ホテルオークラ東京 宴会場「曙の間」(本館1階)
    【料金】お一人様 ¥15,000(フリードリンク、カクテルフード、サービス料込)
    【出演】DJ FUKU-CHANG、DJ ZEEBRA、DJ L
    【ご予約】2015年5月20日(水)10:00~
    ホテルオークラ東京 公式ウェブサイト(http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/special/castel/)
    チケットぴあ(Pコード:262-173)TEL: 0570-02-9999
    Tチケット (https://www.ticket-mngt.net/td/pt1/150723CAS)

    【お問い合わせ】ホテルオークラ東京 営業企画部
    TEL: 03-3505-6110(月~金 9:00~17:00 / 祝日を除く)

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    第21回 秘蔵の名品アートコレクション展 美の宴 ~琳派から栖鳳・大観・松園まで

    普段は鑑賞できる機会の少ない企業・団体・個人が所有する美術品を集めて、 チャリティーイベントとして一般公開する、 オークラ独自の絵画展です。 開催を通じて、 美術文化の振興に寄与するとともに、 純益のすべては日本赤十字社などに寄付いたします。
    2015年は人々が集い、 祝い、 心通わせる場 「宴(うたげ)」に焦点をあて、 さまざまに描かれる宴のさまを「奏でる」、 「舞い踊る」、 「集う」の3つのテーマからお愉しみいただきます。
    近代日本画の傑作とされる竹内栖鳳《アレ夕立に》、 端正な美人画で知られる上村松園など、 人と人との結びつきや巡り合いを表現した秀作約60点が集います。

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